お問い合わせ
基板買取について知る

CPU・ICの買取価格はなぜ違う?種類・金メッキ・ランクを解説

CPUやICは、見た目が似ていても買取価格が大きく違います。

パソコンやサーバー、産業設備から取り外されるCPUやIC。小さな電子部品ですが、材質や構造、金メッキの状態によって資源としての価値は異なります。この記事では、CPU・ICの買取価格が変わる理由と、キバセンの分類基準、売却前に確認したいポイントを解説します。

CPU・ICはなぜ買取対象になる?

CPUやICは、パソコンや電子機器の処理・制御を担う半導体部品です。

これらの部品には、製造年代や構造によって金などの金属が使用されている場合があります。

使用されなくなったCPUやICであっても、金属資源を回収できる可能性があるため、買取対象となることがあります。

ただし、すべてのCPUやICに同じ量の貴金属が含まれているわけではありません。部品の種類や構造に応じた査定が必要です。

CPU・ICの価格を左右する主な要素

  • セラミック製・樹脂製などの材質
  • 端子や内部配線に使われる金属
  • 金メッキの位置や構造
  • 部品の種類と買取分類
  • 異物や付属部品の有無
  • 金属相場と査定時点

CPUの主な種類|セラミック製と樹脂製の違い

CPUには、製造年代や用途によってさまざまな構造があります。

買取を検討する際に知っておきたいのが、外装の材質による違いです。

セラミック製CPU

セラミック製CPUは、主に古いパソコンやサーバーなどで使われていた種類があります。

製品によっては、端子や表面などに金メッキが施されており、貴金属スクラップとして評価されるものがあります。

キバセンのCPU-Sの品目説明でも、セラミック製で、表裏の金メッキや金メッキ端子を備えるCPUが紹介されています。

ただし、セラミック製だから必ず最高ランクになるわけではなく、具体的な構造によって分類は異なります。

樹脂製CPU

樹脂製CPUは、比較的新しいパソコンやサーバーなどにも広く使用されています。

端子がピン状のものや、平面状の接点を使用するものなど、構造はさまざまです。

金メッキ端子の有無や金属部分の構造によって、買取分類が変わる場合があります。

樹脂製であっても買取対象になるものがあり、見た目だけで価値がないと判断する必要はありません。

CPUとICの違いは?

CPUは演算や制御を行う半導体部品であり、広い意味ではICの一種です。

一方、買取品目としてのICは、さまざまな電子基板に搭載された集積回路部品を指す場合があります。

例えば、通信設備や産業機器の基板には、制御用、記憶用、信号処理用など、さまざまなICが搭載されています。

買取の際には、一般的なパソコン用CPUとその他のICを分けて分類することがあります。

ただし、電子部品の技術的な名称と買取品目の名称は必ずしも一致しません。実際の分類は買取基準に従って確認する必要があります。

キバセンのCPU・IC買取ランクについて

キバセンでは、CPUとICについて複数の買取ランクを設けています。

公式の買取品目一覧では、CPUはSS・S・A・B・C・D・E・F・G・H・Iの11分類、ICはSS・S・A・B・C・Dの6分類で案内されています。

これらは部品の構造や金属資源としての評価の違いなどを反映するための分類です。

同じCPUという名称でも、分類によって買取単価が異なります。

CPU・ICの分類を確認する際のポイント
分類 確認したいこと
CPU-SS〜CPU-I CPUの材質、端子、金メッキ、付属物など
IC-SS〜IC-D ICの種類、外装、端子、構造など
分類が不明なもの 表面・裏面・端子がわかる写真で確認

ランク名称だけで材質や金含有量が一律に決まるわけではありません。各ランクの具体例と現在の単価は、CPU・ICの買取品目一覧をご確認ください。

金メッキが多いCPUほど高く売れる?

CPUやICの評価では、金メッキされた端子や接点などが判断材料となる場合があります。

金は電気を通しやすく、腐食しにくい性質を持つため、電子部品の接点などに利用されてきました。

しかし、金色に見える部分が多いからといって、必ずしも多量の金が含まれているとは限りません。

メッキの厚さ、面積、内部構造などによって実際の含有量は異なります。

また、CPU全体の重量には金以外の材質も含まれるため、外観だけで買取価格を判断することは困難です。

「金色=高価」とは限らない

CPU・ICの買取価格は、単に見た目の金メッキだけで決まるものではありません。材質や内部構造、異物、買取分類などを含めた評価が必要です。

CPU・ICの買取価格は何を基準に決まる?

キバセンのCPU・ICの買取単価は、品目ごとに重量を基準として設定されています。

例えば、公式サイトではCPU-Sが100g単位の買取品目として説明されています。

同じ種類であっても、個数だけでは重量が異なるため、重量を測定して査定する仕組みです。

売却前に数量とおおよその重量を把握しておくと、買取金額の目安を確認しやすくなります。

買取金額の計算例

仮にCPUの買取単価が1kgあたり20,000円で、対象となるCPUの重量が300gだった場合、計算上の買取金額は次のようになります。

買取金額の計算例(仮定)

20,000円 × 0.3kg = 6,000円

※説明のための仮定の単価です。実際のキバセンの買取価格を示すものではありません。税金や取引条件等は考慮していません。

実際には、CPUの分類や検収結果、適用時点の買取単価によって金額が変わります。

最新の価格は買取品目・最新単価で確認してください。

CPU・ICは種類別に仕分けた方がよい?

複数の種類が混在したCPU・ICを売却する場合、種類別に分類しておくと、それぞれの買取基準に応じた確認が進めやすくなります。

例えば、セラミック製と樹脂製のCPUが混在している場合は、外観や材質の違いを整理しておく方法があります。

ただし、見た目が似ていても異なるランクに分類されるものがあるため、正確な分類がわからない場合は無理に判断する必要はありません。

まずは種類ごとにまとめ、写真を用意して相談することをおすすめします。

仕分け方法については基板の仕分け方も参考になります。

CPUを取り外すときの注意点

CPUはマザーボードに取り付けられており、機器によって固定方法が異なります。

取り外しの際は電源を切り、電源ケーブルを抜いてから、製品の構造に従って作業してください。

CPUには細かな端子や破損しやすい部分があるため、無理な力を加えないことが大切です。

また、CPUにヒートシンクなどの付属部品が取り付けられている場合、買取分類によって取り外しを求められることがあります。

キバセンのCPU-Sの品目説明でも、ヒートシンクなどの異物を除去するよう案内されています。

ただし、無理に分解すると部品の破損やけがにつながるため、安全に作業できない場合は事前に相談してください。

ICは基板から取り外す必要がある?

産業機器や通信設備などには、多数のICが電子基板にはんだ付けされています。

こうしたICを取り外すには専用の工具や技術が必要となる場合があります。

また、取り外しによって基板そのものの査定条件が変わる可能性もあります。

そのため、ICが取り付けられた基板をすべて分解することが最適とは限りません。

基板のままで売却する場合と、IC単独で売却する場合の条件を比較し、作業負担も含めて検討しましょう。

電子部品の加熱や切断など、危険を伴う方法での無理な取り外しは避けてください。

法人が大量のCPU・ICを売却するときの確認事項

企業のパソコン入れ替えや工場設備の更新では、まとまった数量のCPUやICが発生することがあります。

その際は、種類、数量、重量、保管状態などを整理しておくと、査定の相談が進めやすくなります。

査定前のチェックリスト

  • CPUとICを区別して保管しているか
  • セラミック製・樹脂製などを把握できるか
  • おおよその数量・重量を確認したか
  • ヒートシンクなどの付属部品があるか
  • 表面と裏面の写真を用意できるか
  • 希望する引き渡し方法を整理したか

大量の部品を保有している場合は、すべてを個別に調べる前に、代表的な写真と数量で買取対象を確認することも一つの方法です。

なお、CPUを取り外した後のパソコン本体を売却する場合は、HDD・SSDなどの記憶媒体に残る情報の管理も忘れずに行ってください。

よくある質問

Q.古いCPUは必ず高く売れますか?

いいえ。古いCPUでも高く評価される種類はありますが、製造年代だけで価格が決まるわけではありません。材質や構造、金メッキの状態などによって分類が異なります。

Q.CPUが1個だけでも買取できますか?

キバセンでは、CPUなどは100gからの買取と案内しています。CPUの種類によって1個あたりの重量は異なるため、重量と取引条件を確認してください。

Q.CPUのランクがわからない場合はどうすればよいですか?

表面・裏面・端子がわかる写真を用意して相談する方法があります。ただし、写真による判断は概算となる場合があり、最終的な分類は現物の確認によって決まります。

Q.ICが付いた基板は、そのまま売却できますか?

基板の種類や状態によっては、基板として買取対象になる場合があります。取り外しにかかる作業負担と、それぞれの買取条件を比較してください。

まとめ|CPU・ICは材質と分類によって価値が変わる

CPUやICは、同じ半導体部品でも材質や構造が異なり、買取価格にも違いがあります。

セラミック製と樹脂製の違い、金メッキ端子の状態、各ランクの分類基準などが査定の重要なポイントです。

また、買取金額を確認する際は、個数だけでなく重量と最新の買取単価を確認する必要があります。

種類がわからない場合は無理に分類や分解をせず、写真と数量を整理したうえで相談することをおすすめします。

CPU・ICの買取査定はキバセンへ

キバセンでは、CPU・ICをはじめ、マザーボード、メモリ、電子基板、各種PCパーツの買取を行っています。CPUの種類や買取ランクがわからない場合、法人様でまとまった数量の電子部品が発生する場合もご相談ください。

部品の写真、おおよその数量・重量、保管場所などをお知らせいただくと、買取対象や取引条件の確認が進めやすくなります。

CPU・ICの買取について相談する →

CPU・ICの買取品目 | 最新の買取単価 | 買取方法