基板リサイクルは企業の環境活動にどう役立つ?キバセンの国内処理と資源循環
2026.10.25

はじめに
設備更新や機器の入れ替えで発生する不要な基板や電子機器。処分先を決める際、「その後、どのように処理されるのか」を確認したことはあるでしょうか。
基板には金・銀・パラジウム・銅などの有価金属が含まれており、適切な処理経路に乗せることで資源として再活用できます。キバセンでは、買い取った基板をすべて国内でリサイクルし、国内大手精錬会社を通じて有価金属の回収・再資源化につなげています。
この取り組みは、法人のCSR・ESG・SDGsの観点からも意義のある行動として位置付けることができます。
基板に含まれる資源を活用するには
電子基板には、金・銀・パラジウム・銅などの有価金属が含まれています。これらを資源として活用するには、回収後の処理経路が重要です。
廃棄物として処理される場合も、処理工程で金属を選別・回収する場合があります。一方、精錬を専門とする業者に直接売却する経路では、より効率的に有価金属を回収できる場合があります。
引き渡し先によって処理の経路や方法は異なります。法人として環境活動の実績を記録・報告したい場合は、引き渡し先がどのような処理を行っているかを事前に確認しておくことが大切です。
キバセンの処理の流れ
キバセンに買取依頼いただいた基板・電子部品は、そのままの状態で海外輸出や再販を行わず、すべて国内でリサイクルしています。
パソコン・モデム・ハブ・ルーターなど、解体が必要な機器は手解体で処理し、素材ごとに分別します。基板については国内大手精錬会社へ売却し、金・銀・パラジウム・銅などの有価金属の回収・リサイクルにつなげています。
処理の詳細はキバセン公式サイトの「買取後の処理」ページでご確認いただけます。
都市鉱山としての電子基板
電子機器に含まれる有価金属の集合体を「都市鉱山」と呼びます。工場や事業所から定期的に出る基板が積み重なると、相当な量の金属資源になります。
天然鉱山から金属を採掘するには多くのエネルギーと資源が必要です。国内でリサイクルし精錬によって有価金属を回収することは、天然資源への依存を減らし、国内での資源循環に貢献する取り組みのひとつです。
CSR・ESG・SDGsとの関係
CSRへの活用
基板のリサイクルを継続的に行い、その記録を残すことは、企業の社会的責任(CSR)の取り組みとして報告書に記載できる活動です。
CSR報告書に活用するために記録しておくとよい情報の例は以下のとおりです。
- 引き渡した品目と重量
- 引き渡し日・取引先
- 確認できた処理方法・処理経路
なお、引き渡し重量をそのまま金属回収量やCO₂削減量として換算することはできません。記録できる範囲の事実を正確に積み上げることが、報告書の信頼性につながります。
ESGへの関連
環境(E)の観点では、資源の有効活用と天然資源への依存低減に貢献できます。社会(S)の観点では、国内リサイクル産業への貢献と適正処理の推進につながります。ガバナンス(G)の観点では、処理経路を確認・記録することが廃棄物管理の透明性確保になります。
ただし、キバセンへの買取依頼だけでESG評価が直接向上するものではありません。自社の廃棄物管理方針の一部として位置付け、継続的な取り組みとして積み上げていくことが重要です。
SDGsとの関連
基板のリサイクルは、SDGs目標12「つくる責任・つかう責任」と関連しています。廃棄物の削減と資源の有効活用という観点で、持続可能な消費と生産のパターンの実現に貢献できる活動です。
法人が取り組むメリット
環境活動の実績として記録できる
リサイクルに出した品目・重量・回数を継続的に記録することで、自社の環境活動の実績として蓄積できます。数値として記録を残すことで、社内報告や対外的な環境活動の説明資料として活用できる場合があります。
廃棄コストが買取益に変わる場合がある
廃棄処理費用を払って終わりにするより、買取に出すことで売却益が発生する場合があります。品目・状態・数量・運搬条件によって結果は異なりますが、特にサーバー基板や通信機器基板など金属含有量が多い品目では、まとまった買取額になることがあります。
最新の買取価格は公式サイト、またはお問い合わせでご確認ください。
まとめ
不要な基板を国内リサイクルに出すことは、有価金属の再活用と天然資源への依存低減につながる取り組みです。キバセンでは、買い取った基板をすべて国内で処理し、国内大手精錬会社を通じた有価金属の回収・再資源化を行っています。
この取り組みをCSR・ESG・SDGsの観点から自社の環境活動として記録・活用することで、継続的な取り組みの実績として積み上げることができます。
不要な基板・電子部品の処分をご検討の法人担当者様は、まず基板買取専門サイト-キバセン-へご相談ください。








