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基板・電子部品の回収後はどうなる?国内リサイクルの流れを解説|キバセン

不要な基板や電子部品を売却する際、買取価格だけでなく、引き渡した後の処理方法も確認しておきたいところです。

この記事では、キバセンが基板・電子部品を受け入れてから国内での再資源化に至るまでの流れを解説します。

買取と廃棄処理は何が異なるのか

法人が不要な基板・電子部品を処分する方法は、大きく「廃棄物として処理を委託する」と「有価物として売却する」の2つに分かれます。

産業廃棄物として処理を委託する場合は、原則として廃棄物処理法に基づく委託契約と産業廃棄物管理票(マニフェスト)の管理が必要です。なお、廃棄物処理の経路でも再資源化が行われることはあります。

廃棄物への該当性は「売買」という名称だけで決まるものではありません。物の性状・排出の状況・通常の取扱い形態・取引価値の有無・占有者の意思などを総合的に勘案して判断されます(廃棄物処理法に基づく環境省の判断基準)。品目・状態・数量・取引条件に応じて、キバセンへの買取相談をご案内できる場合があります。

受け入れから再資源化までの4つのステップ

ステップ1:受け入れ・品目の確認と仕分け

回収された基板・電子部品は、品目ごとに確認・仕分けされます。

マザーボード・メモリ・CPU・グラフィックボードなど、品目によって含まれる有価金属の種類や量が異なります。状態の確認も行われ、後工程の処理内容に応じた分別が行われます。

ステップ2:解体が必要な機器の手解体・分別

パソコン・モデム・ハブ・ルーターなど、筐体に収められた機器は手解体を行います。内部の基板や素材を取り出し、品目ごとに分別します。

基板単体で持ち込まれた場合は、この解体工程を経ずに次の精錬工程に進みます。そのままの状態での海外輸出や再販は行わず、国内でのマテリアルリサイクルにつなげています。

ステップ3:国内大手精錬会社での有価金属回収

分別された基板は、国内大手精錬会社に売却されます。

基板には金・銀・銅・パラジウムなどの有価金属が含まれています。精錬会社では、溶融・電気分解などの技術を用いてこれらの金属を分離・回収します(金属の種類や品位によって、適用される工程は異なります)。

なお、「都市鉱山(アーバンマイニング)」は、使用済み製品などに蓄積された金属資源を鉱山にたとえた表現です。こうした基板からの資源回収も、その取り組みの一部に位置づけられています。

ステップ4:回収された金属の原料としての再利用

精錬・回収された金属は、新たな製品の原料として利用されます。

電子機器や産業機器など、さまざまな製品に再び使われることで、資源の循環につながります。

法人担当者が確認しておくべきこと

取引に際して、以下の点を確認・整備しておくことを推奨します。

  • 売却先が対象物に応じた適切な許可・届出を持っているか
  • 品目・数量・取引日・売却先・金額などが確認できる取引書類や記録を保管しているか
  • 社内の廃棄物管理規程との整合性(有価物売却として処理記録を残す方針かどうか)

売買の取引記録と、再資源化の完了を証明する書類は役割が異なります。取引記録は売買の内容を示すものであり、処理完了の証明とは別物です。処理証明が必要な場合は、処理業者への確認が必要です。

まとめ

キバセンで買い取った基板・電子部品は、品目の確認・仕分け→解体が必要な機器の手解体・分別→国内大手精錬会社での有価金属回収→原料としての再利用、という流れで処理されます。海外への転売は行わず、国内でのマテリアルリサイクルにつなげています。

処理フローを把握しておくことで、社内や取引先への説明資料としても活用しやすくなります。

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