知っているようで知らない?基板と都市鉱山の豆知識
2026.02.26
① スマホに含まれる金の量
スマホ1台には、
約0.01〜0.03g程度の金が含まれているとされています。
そのため、
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100台で約1g前後(機種により差あり)
という計算になります。
実は、天然の金鉱石よりも、電子基板のほうが“高濃度”な場合もあります。
② なぜ基板に金が使われるのか?
金は高価ですが、電子機器に欠かせない理由があります。
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電気をよく通す
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錆びない
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酸化しにくい
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長期間安定する
接点部分やIC内部など、「絶対に失敗できない部分」に使われています。
③ 日本は“都市鉱山大国”
日本は天然資源が少ない国ですが、
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電子機器の普及台数は世界トップクラス
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金・銀・パラジウムの蓄積量は世界有数
とも言われています。
使用済み電子機器は、
“もうひとつの鉱山” とも呼ばれています。
④ 基板の価値は金だけではない
基板の価値は、
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金
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銀
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銅
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パラジウム
などの複合メタル構造で決まります。
金相場が下がっても、銅が高ければ全体価値は下支えされることもあります。
⑤ 実は銅が一番多い?
重量ベースで見ると、
基板の多くを占めるのは「銅」です。
そのため、銅建値の動きは
スクラップ価格に大きな影響を与えます。
⑥ 古い機器ほど価値が高い場合もある
近年は金の薄膜化が進んでいるため、
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昔の通信機器
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旧型サーバー
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産業用制御基板
のほうが金含有量が多い場合があります。
まとめ
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スマホには微量ながら金が含まれる
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日本は都市鉱山資源が豊富
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基板価値は複数メタルで決まる
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銅価格も重要な指標
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古い機器が“お宝”の場合もある
使われなくなった基板や電子機器は、
ただの廃棄物ではなく資源です。








